物語の墓場

オリジナル小説です。
書いた本人のお気に入りは「月のおとぎ話」、読んだ方からの反応が多いのは「偽りの人々」と「一つの物語」です。
逆に、分かりにくいと不評なのが「」「ウ タ カ タ」です……。

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 一人の男が夜の沙漠を歩いていた。
 その手には一つの箱がある。両の腕で大切そうに抱えている。
 彼は使者だ。あの箱を沙漠を越えて届けることになっている。
 沙漠の砂は、月明かり星明かりにきらきらと輝いていた。だから男は道を見失うことがない。
 砂は硝子でできていた。細かい硝子の破片なのだった。
(「硝子の道」より)


墓場入口へ連載形式のもの単発の小説

十と一つの物語 2002.09.18
一つのテーマで十一の違うストーリーを綴る、いわば一人競作企画(競ってない)。第一回のテーマは「怪談」
第一回・怪談12

誰かの見た夢 2003.04.29
これは誰かが見た夢。誰かが忘れ去った夢。
実際に見た夢を脚色してお届けする幻想譚。
笑えない冗談
LOVErs on Soft Ice creem (faLL from skY)
あふれるチカラ(仮)
出火
おしまい
湖の羊
排水溝が詰まった
雷神≒竜神(仮)
女神の騎士

リーザイドエルド物語 偽りの人々 2000.08.31
剣と魔法のライトファンタジー。完結済み。
偽りにまみれながらも、己の真実を貫いた者たちの歴史。
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墓場入口へ連載形式のもの単発の小説

硝子の道  2003.04.29 属性:茫漠
 永遠に繰り返す悪夢の欠片として。

悪魔のデデモナ  2002.01.18 属性:嘘
 目標としたのは「寓話風」。
 悪魔一の大嘘つきがついた嘘とは?

月のおとぎ話  2001.12.25 属性:おとぎ話
 一人ぼっちのお月様と、一人ぼっちの王女さま。二人の出会いのその先に待っていたのは……。
 一人ぼっちの夜に送る、切なく残酷なおとぎ話。

ウ タ カ タ  2001.06.10 属性:泡沫
 大好きな歌に、大切な物語に、この言葉の群れを贈ります。

一つの物語  2000.11.02 属性:環
 一つの終わりが、一つの始まりを産む。
 これは一つの、そしていくつもの小さな物語。

空と樹  2000.11.08 属性:空
 幼いころの記憶と、空に対する憧れ。

1+1=?  2000.11.21 属性:会話
 1、プラス、1、イコール、2。
 簡単なはずのその答えに、いつまでたってもたどり着けない人間もいる。

 2000.08.02 属性:浮遊
 崖の上での会話。絶望と、空を飛ぶことについて。


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