実際に応募した剣師

 自分の応募した剣師を公開します。

<一回戦バージョン>
マリイ:10/0/0/3/加速剣、魔法剣、鏡の剣、加熱剣、絶対剣
設定:
 フルネームは黄樽 万里依(こうたり・まりい)。
 悪魔に拐わかされ、悪魔に名を与えられ、悪魔に育てられ、悪魔に学んだチェンジリング。
 黄樽家は、かつての『絶望の魔王』との戦いにおいて滅んだ一族。『絶望の魔王』が封印された時に、人間のまま生き延びていた黄樽はわずかに二人であった。その二人も、いずれも黄樽の姓を捨て、他家と縁組したため、後継者がいなくなり黄樽家は滅んだ。
 マリイは、黄樽家最後の男と黄樽家最後の女、両方の血をひく唯一の人間である。そのため、黄樽家再興を望むモノたちによって、生後すぐに親元から引き離された。

「私は唯一かもしれない。けれど断じて、孤独ではないよ」

イメージイラスト:
マリイは金色の少女だ。金の髪と金茶色の瞳を持つ。

テーマ曲:「親の心を知らず」

コンセプトとか:
 アポクリファで公開したKFマリーのHPと素早さを振り替えただけ。でもKFマリーとこのマリイは師弟関係という設定なので大丈夫です! ちなみに師匠に勝てる。
 高速剣に弱く、蟲毒剣に弱く、斬撃のみでも5/5/0/2/斬斬には負け、反射連打にも弱い、と弱点だらけですが、同じ加速加熱相手なら結構勝つのですよこれが。
 最終的にこの剣師に決めたのは、「自分の手持ちの剣師の中で勝率のいい剣師相手だとよく勝っている」という事実があったからです。KFマリーを作った時に、魔法剣で削って絶対剣でトドメ、という戦い方がなんかすげー格好いい! と思ってしまったのも理由の一つですが。
 勝負を捨てたわけではないのです。応募者どうしのトーナメントであれば、同じ加速加熱が多いのではないか。また、序盤の数戦で速攻型や反射連打を他の応募者がつぶしてくれれば、きっと上位だって狙える。そういう意図があっての選出です。
 応募者どうしで戦うにしろ、ポーンさんの作ったキャラに挑むにしろ、マリイに幸運がありますように。

対戦結果:第一回戦 vs十字魔剣士ドレッサ
 ドレッサの魔法剣でHP1まで削られつつも、<反射>で一回分の魔法剣を防ぐことができたため辛勝。
 危ないところでした。ともあれ第一回戦は突破です。


<二回戦バージョン>
失道者マリイ:25/0/0/3/鏡の剣、鏡の剣、加速剣、加熱剣、回復剣1、魔法剣、絶対剣
設定:
 フルネームは黄樽 万里依(こうたり・まりい)。
 悪魔に拐わかされ、悪魔に名を与えられ、悪魔に育てられ、悪魔に学んだチェンジリング。
 かつて『絶望の魔王』との戦いにより滅んだ黄樽家。マリイは黄樽家最後の男と黄樽家最後の女、両方の血をひく唯一の人間である。そのため、黄樽家再興を望むモノたちによって、黄樽家の当主とするべく、生後すぐに親元から攫われた。
 戦いによって得た力を扱うことで、己が常人から離れていくことを恐れている。
 
「なんて不自然で無様で見苦しい、人の道にも剣師の道にも外れる力。でも、その力にすがる以外の道が、私にはもう――分からない」

イメージイラスト:
マリイの心は荒む。戦わねばならぬ、そのことよりもむしろ、望まぬ力を得、その力で戦わねばならぬことに。
絵が残念な出来である点にはあまり触れないでくださいまし。
どうしてこの成長にしたか:
 鏡の剣が抑止力になるとして、二回戦対戦相手が取ってくる手段は? と考えた時、
 ↑ありそう
 鏡使う前に攻撃を済ませておく
 自分も鏡を使う
 HPをあげて反射に耐える
 防御力をあげて反射に耐える
 ↓なさそう
だと私は思いました。特に「鏡使う前に攻撃を済ませておく」可能性は非常に高い、と。
 掌さんて同じ速攻型相手だとわりと負けるのです。たとえばエルさん・椿さん・木炉さんには高速剣で、京子さんにはオーバーキルダメージで負けてしまう。それでも毒にウェイトをのせてくる、序盤の攻撃に全力を注ぐ、そういう潔さがオーナーのTHEKIさんにあると感じました。
 で、「鏡使う前に攻撃を済ませておく」――高速剣と蟲毒剣と攻撃力と素早さ(手数)にポイントを注いできたパターンになるべく対応できるように、HPと回復剣を使うことにしました。回復剣を使うならHPが高い方が得なので、防御力にはポイントを使わないことに決定。
 で、最初は30/0/0/3の回復剣1でした。向こうが5ポイント全部高速剣と蟲毒剣と攻撃力と素早さに注いだ場合に、必ず勝てる成長です。しかしこれだと、向こうが2ターン目以降も戦うような成長をしてきた場合に辛い……ここらへんから疑心暗鬼開始。
 素早さと加速剣に振ってて、2ターン目以降先手取られて衝撃剣三連続とかされたら? あるいは魔法剣連打とか。加速加熱を入れて攻撃のタイミングをずらしてこないとも限らないぞ……と、色々うだうだ考えた結果HP1ポイント分を鏡に回しました。
 25/0/0/3の回復剣1だと、5/5/0/4/高毒毒毒毒または5/5/0/4/高高毒毒毒には対応できないんですが、このパターンで攻められた時は諦めよう、と。これらよりも、5/7/0/3/高毒毒毒とか5/5/0/3/高高高毒毒毒の方が、2ターン目行動フェイズまでに与えられる累積ダメージは大きいのです。それで後者の方が可能性が高いと見ました。ちなみに累積ダメージが大きいのに耐えられるのは、攻撃してる最中に回復できるから。回復剣2にしなかったのも、素早さを上げなかったのも、これらに対応するためです。
 で、削った1ポイントを鏡にしたのは、……あまり深い意味はなかったり。この頃には仮想敵を考えるのにも疑心暗鬼するのにも疲れてきてたので。それでも理由をつけるなら、私の「毒使いは反射分剣一本死ぬからヤなんですが」発言から、向こうが「鏡の剣は一本しかない」と思ってくれたら、ポーンさん言うところの「メタ的に背後を取」ることができるかなぁ、という希望的観測。
 魔法剣を3ターン目にしたのは、向こうが回復を使ってきた時に回2で空打ちさせられたらいいなあ……とこれまた希望的観測です。
 上記の攻撃力5×5回攻撃のほかにも、素早さ5で魔法剣3つ打たれたり、反射連打されたりしても負けるんですが、全ての状況に備えるのは不可能ですからね。あとは祈るしか。

対戦結果:第二回戦 vs拳
 反射連打されて自分の絶対剣で果てました。がっくり。
 HP25の回1は怖くて外せなかっただろうから、それで鏡連打に勝つためには鏡じゃなくて回復剣かな。25/0/0/3/鏡速魔熱絶回1回4または25/0/0/3/鏡速回1魔絶熱回3あたり。
 ともあれマリイの戦いもここまでです。おつかれさまーがれっとー。

 追記。2ちゃんねるのステッパーズストップスレを見て打ちのめされました。「鏡の剣が抑止力になる」と考えた時点で私の負けは決まっていたようなものだったんだ……。
 何に打ちのめされたってPart4-860のミラーの二つ目。
 <5/3/0/3/速毒毒毒鏡鏡鏡鏡>
 鏡警戒してたらこんな構成なるかーッ!!! 三つ目の毒がターン1に使えなくてターン2に反射されて相手より先に死ぬっつーの。『鏡警戒してたら』こんなの候補に入るはずがない。『鏡警戒してたら』同時行動考慮に入れて<5/3/0/3/速毒毒鏡鏡毒鏡鏡>になるはずだ。ていうか鏡連打以外、鏡使った構成ないじゃないか。「2ターン目以降も攻撃する気なら自分も鏡使うか・先手取って魔を打ち尽くすか・先手取って衝撃でハメるか」だとばっかり思い込んでいたのに。先手を取ろうという意識も見られない、せいぜいが同時行動。完全に読み違いだ。もうホント打ちのめされた。ええい不貞寝してやる。


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